公務員から民間への難しい転職活動を成功させるポイントを解説!

公務員から民間への難しい転職活動を成功させるポイントを解説!

※※当ブログのリンクにはプロモーションが含まれています

出版しました!

\AmazonKindleで販売中/

仕事と家事をしながら資格を取る!
忙しいワーママでもできる徹底ガイド

ママ

公務員から転職したい

とお悩みのママに向けた記事を書きました!

公務員からの転職、特に民間への転職は様々な要素を考慮する必要があります。

難しさやリスクがある反面、その裏には新たなチャンスや可能性も潜んでいます。その独特な状況を十分に理解し、適切な対策をすることで、新たなステップに踏み出すことができるようになります。

まずは公務員を取り巻く状況について詳しく見ていきます。

公務員とは

公務員とは、国や地方公共団体が行う公共サービスの一環として勤務する職員のことを指します。

公務員と一口に言ってもその仕事は様々で、警察官、消防士、教師、税務官、国家公務員。地方公務員などが挙げられます。

あんな

ちなみに私は地方公務員(役所の職員)でした。

公務員の仕事と特徴

公務員の仕事はその役職により大きく異なりますが、共通して言えるのは国や地方自治体の一員として公共サービスを提供するという点です。

教育、警察、消防、健康福祉など、公務員は市民生活を支える多岐にわたる分野で活動しています。様々な業務がありますが、民間企業と大きく異なる点が、営利活動を目的としていない点です。

また、公務員の福利厚生の特徴として、安定した雇用環境、給与水準の高さ、退職金などが挙げられます。

公務員のメリットとデメリット

公務員のメリットは、雇用の安定性、制度面での福利厚生や退職金などがあります。また、公共サービスを提供するという社会的な意義も大きいでしょう。

デメリットとしては働き方の柔軟性が乏しい点や、民間企業に比べてキャリアアップの道筋が限られている場合があります。

また、最近は国を挙げて「働きやすさ」を推進している一方で、公務員は依然として災害対応などでの時間外勤務が多かったり、副業・兼業が禁止のため給与以外の収入源を得ることができなかったりと働き方には一定の制限があります。

あんな

これまでのメリットが、メリットと捉えられなくなっている現状があると言えますね。

公務員からの転職、その難しさを考察する

公務員からの転職には、一体何が難しいのでしょうか。具体的な現状や裏に隠れたリスクについて見てみましょう。

公務員からの転職の現状

近年、公務員からの転職者は増えています。

結婚や出産、子育てといったライフイベントにより、公務員の固定的な働き方が合わなくなり、ワーママとして働く場を求める人も増えています。

また、より大きなチャレンジを求めてスキルアップやキャリアアップのために転職する人も一定数存在しています。

公務員からの転職の難しさ

公務員からの転職の難しさは、まず自身のスキルや経験が民間企業でどのように評価されるか不明確である点です。

また、公務員と称される職種は多岐にわたり、それぞれの業務内容や必要なスキルも大きく異なるため、自分がこれまで積み上げてきた経験がどの企業や職種に適応するのかを把握するのは一筋縄でいかないのが実情です。

さらに、長く公務員として働いていた場合、転職市場の動向や転職活動の一般的な流れ、必要な手続きなどについて知識が乏しいことも難しさを増しています。

公務員からの転職のリスク

公務員からの転職にはリスクも存在します。

雇用の安定性や福利厚生などを失うこと、未経験の職種や業界へ飛び込む不安、年齢による待遇の変化などが主なリスクとなります。

あんな

特に休職制度や退職金なんかは民間と比較して保障が充実していますね。

公務員からの転職のメリット

公務員からの転職のメリットとしては、新たな職場でスキルを活かせる可能性、キャリアの可能性が広がること、柔軟な働き方が可能となることなどがあります。

また、最近では兼業や副業を認めている民間企業は多くなってきました。自分自身で収入の柱を増やすことができるのは、公務員ではできなかった大きなメリットです。

公務員からの転職を成功させるための対策

公務員から転職を成功させるには、準備や対策が必要です。具体的なポイントや対策について詳しく見ていきましょう。

転職準備のポイント

転職準備のポイントとしては、自己分析をしっかり行うことです。

これまでの経験やスキル、働きたい業界や職種、働き方などをじっくりと考えることで、自分がどういう職場で働きたいかを明確にしましょう。

転職で後悔しないための対策はこちら

転職活動は、成功するかどうかは自己分析をしっかり行えるかどうかにかかっています。これは公務員に限らず、民間から転職する人にも同じことが言えます。

まずは自己分析をしっかりと行いましょう。

スキルアップの方法

スキルアップの方法としては、専門的な資格取得や、自己学習をおすすめします。特に、専門的な知識やスキルは転職時の強みとなります。

資格を取る場合は、

  • 公務員の経験を活かす
  • 人手不足の業界を狙う

の2つの視点で取得を目指すことをおすすめします。

公務員の経験を活かす場合は、行政書士社会保険労務士社会福祉士などの国家資格がおすすめ。

あんな

このブログの著者である私は、年金業務の経験を活かして社会保険労務士の資格を取り、転職しました。

人手不足の業界を狙うなら、IT業界や運送業界などがねらい目です。特にIT業界は人が足りていないので、実務経験がなくてもフルリモートワークが出来たりと、待遇もとても良いことが多いです。

公務員になるために努力してきた皆さんなら、新しい資格やスキルの習得も難しくないはず。転職活動を有利に進められるよう、少しずつ勉強を始めていきましょう。

自己PRの工夫

自己PRの工夫として、これまでの経験や成果を具体的に示し、その経験がどのように新しい職場で活かせるかを明確に伝えることが有効です。

私自身、公務員から民間企業へ転職していますが、民間企業でしか働いたことのない人にとっては公務員の仕事は全く想像がつきません。ただ漠然と、「民間とは違う」という印象を抱いている人が多いです。

そのため、公務員のある意味特殊な経験をいかに一般的な形に落とし込んで自己PRに加えるかが重要になってきます。

転職エージェントの活用

転職エージェントの活用も公務員からの転職成功には大きな助けとなります。転職エージェントは市場の動向を早く把握しており、個々の求職者にあった求人を提案してくれます。

在職中に転職先を見つけたい場合は転職エージェントを使うと時間を有効的に使うことが出来ます。

公務員から民間への転職体験談

この記事を書いている私自身が公務員から民間へ転職しています。

体験談についてはこちらの記事に全てまとめているので、ぜひ読んでみてください。

個人的に、転職を成功させた要因は

しっかりと自己分析をして難関資格を取ったこと

が大きいと思っています。

自分の性格や向き不向きから取る資格を決め(私の場合は、社会保険労務士)、資格を取った後は公務員時代の実績を踏まえつつ自己PRを作って面接対策をする。並行して業界の求人票を見比べて、待遇の良い会社を探す…。これは公務員を退職し、在宅で働きながら行っていました。

あんな

在職中に転職活動を行うのが良いと思いますが、余裕がない人は退職後に余裕を持ちながら行うのも一つの作戦だと思います。

あと、周囲の「公務員辞めるのは勿体ない」という言葉を鵜呑みにしない方が良いと思います。

公務員は身分が保証されているので辞めるのは勿体ないです。これは本当に間違いないのですが、その不利益を被ってまでも退職したい!と思い至っているのであれば、ちゃんと前向きに転職活動をするべきだと思います。

ただ少しでも迷う気持ちがあるのなら、すぐに退職するのではなくて、在職しながら転職活動をしてみて、どちらにより魅力を感じるのかを検討してみても良いと思います。

なんにせよ、公務員の転職は周囲からあれこれ言われることがとても多いので、自分でしっかりと考えて意見を持つことが大事だと思います。

公務員からの転職の全体像をふりかえる

公務員からの転職は様々な難しさやリスクが存在します。しかし、適切な対策と準備を行うことで、その壁を乗り越えることは十分可能です。

公務員の転職を難しくしているのは、主に相互理解が足りていないせいかなと思います。

自分は公務員でこういう仕事をしてきて、こういった分野が得意です……と相手に理解してほしい!ということを実直に伝えられる人が公→民の転職に成功できる人なのかなと思います。

厳しいことも多いと思いますが、決して不可能ではありません。あなたの転職が上手くいくように応援しています。

あんな

この記事が、あなたの新たな挑戦を勇気づける一助となれば幸いです。