- 育休明けは浦島太郎とよく言うけど、どういうこと?
- 育休明けの自分の立ち位置ってどう変わるんだろう?
- 育休中のブランクが気になる…
育休明けってブランクが気になったり、会社での立ち位置が変化したり、不安がつきものです。
そのブランクや立ち位置の変化などから「浦島太郎になったみたい」と例えられるくらい、大きく環境が変化するのが育休明けです。
この記事では、
- 育休明けの浦島太郎を回避する
- 育休のブランクが気にならなくなる方法
について詳しく解説しています。
育休明けの職場復帰が不安!なママにおすすめの記事となっていますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
育休明けの浦島太郎ってどういうこと?
育休明けは浦島太郎になるよ~って先輩ママから言われたけど、どういうこと?
産休育休で長い間休暇を取ると、復帰後は「浦島太郎」になるよ~なんてよく話に出てくることがあります。
浦島太郎とは皆さんご存じ、日本の昔話ですよね。
あらすじはこんな感じ。
亀を助けた報恩として浦島太郎が海中に連れて行かれ、龍宮(竜宮)で乙姫らの饗応を受ける。帰郷しようとした浦島太郎は、「開けてはならない」と念を押されつつ玉手箱を渡される。帰り着いた故郷では、龍宮で過ごしたと感じたより遥かに長い年月が経っており、失意の余り玉手箱を開けてしまった浦島太郎は、白髪の老人に化する
Wikipediaより引用
これを育休明けのママに当てはめてみると…
育休明けに職場に戻ると、周りがすっかり変わってしまっていて自分だけ過去に取り残されたような気持ちになる状態
と言ったところでしょうか。
私自身も4年間産休・育休を取得して職場に復帰している経験者ですが、きっちり浦島太郎の洗礼を味わいました。
育休明けの浦島太郎の実例
それではここからは、実際に周囲の先輩ママから聞いた実例や、自分自身が感じた浦島太郎状態について紹介していきます。
先輩ママから聞いた実例①
同じ職場の先輩や、知り合いのママさんから聞いた浦島太郎の実例を紹介しますね。
復帰したら、同じ部署に知っている人が2人くらいしかいなかった。以前と雰囲気が違っていて戸惑ったなぁ。
新しく入社した人や人事異動などで知っている人がいなくなってしまったという体験談です。
人が変わると雰囲気も変わりますもんね。その違いに戸惑ったみたいです。
先輩ママから聞いた実例②
社内メールや業務で使うシステムが新しくなっていて、使い方が全く分からなかった!
最近は特にシステムや使用する機器の更新頻度が高まっていますよね。
新しいシステムや機器は使いやすいんですが、慣れるまでには時間がかかりますよね。
赤ちゃんのお世話をしていると、新しい機器を触ったりする機会もほとんどありませんから、育休明けのママには大変な作業です。
私も経験しましたが、最初の1か月くらいは泣きたくなるくらいしんどかったです。
マニュアルを見ながら、徐々に出来るようになっていった感じです。
育休から復帰した私自身が感じた浦島太郎
私が育休から復帰した際、
あ、これが浦島太郎っていうことか!
と感じたのは、自分自身の立ち位置についてです。
私は4年勤めた後に4年間産休・育休を取っています。(2人の子を続けて取った)
産休に入る前は26歳で、復帰したときは30歳です。26歳はなんとなくまだ若くて、新人に毛が生えた程度の存在でいられましたが、30歳はそうもいきません。
復帰したてでいきなり「中堅」みたいな立場に立たされるという状況に。
自分は全然変わっていない…むしろシステムが変わっている分、周りより後れを取っています。
それなのに
- 周囲からの「できるよね」という圧
- 急に後輩が何人もできている
という状況になってしまい、最初はとても苦労しました。
復帰前にもっと準備をしておけば良かったと後悔しました。
育休明けの浦島太郎状態を回避したい
そんな育休明けの浦島太郎状態を回避したい!と思ったときにやってほしいことを紹介します。
職場にコンタクトを取る
コロナ禍の時代、ちょっと難しいとも思いますが、定期的に職場にコンタクトを取ることで、今現在の状況を知ることが出来るので、浦島太郎状態を回避することができます。
電話で話したり、あいさつに行ったり。
特に、復帰が決まったら事前にあいさつし、新しく入った方に顔を覚えてもらうようにするのがおすすめです。
資格を取る
上記のような、頻繁に連絡を取ったりしても良いフレンドリーな職場ってそうそうないと思います。
なのでおすすめなのが、浦島太郎状態にならないための資格を取ることです。
資格の勉強をすることで、育休明けの
何から何まで分からない!!
という状況を少し緩和してくれます。
私自身が復帰する際に感じたのは、
育休中はほとんど育児しかしていないので、脳が全然働いていない!
ということです。
「家のことや子どものお世話」と「仕事」では、脳の使う部分が全く違うと思います。
資格の勉強をすることで「仕事」で使う脳を鍛えることができ、育休明けの復帰に備えることが出来ます。
浦島太郎にならないためのイマドキの資格とは
ここからは、育休明けに浦島太郎状態にならないための、イマドキの職場に必須の資格を紹介します。
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
続いて、育休明けに浦島太郎にならないためにおすすめの資格がMOSです。
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)は、Word、Excel、Power Point、AccessなどOfficeと呼ばれるMicrosoft社のソフトウェアの操作スキルを証明する資格です。
全てのソフトについての試験ではなく、ソフト1つ1つに対応した試験が行われます。
- Excel(エクセル)
- Word(ワード)
- PowerPoint(パワーポイント)
- Access(アクセス)
- Outook(アウトルック)
これに加え、ソフトのバージョンも選ぶことができます。
なので、復帰後を見据えて職場で使っているバージョンのofficeソフトを勉強しましょう!
1つ1つの学習目安が1ヵ月と短期間になっているので、余裕があるママは復職までに2、3つ資格を取得することも可能ですよ!
コミュニケーション・スキルアップ講座
コミュニケーションスキルアップ講座は、その名の通りコミュニケーション能力を向上させ、人間関係で悩まない自分にステップアップするための資格です。
育休から復帰したあとは、同じ部署の人に限らず取引先の担当者が変わっている場合もあります。
それに、時短勤務を取るママも少なくないはず。
多くの人と短時間でコミュニケーションを取るためには必須の資格と言えます。
ユーキャンの講座では、
- コミュニケーションの基本
- しっかりと聴く
- 思いを伝える
- わかりやすく説明する
- 人を動かす
という5つのテーマでしっかり学ぶことが出来ます。
周囲とのコミュニケーションを上手にとることで、自分にとっても、周囲にとっても居心地の良い職場を作ることが出来ます。
この資格を取ることで、復職後、一回り成長した姿を見てもらえますよ!
\まずは無料で資料請求/
メンタルヘルス・マネジメント
最近、仕事や職業生活への強い悩みや、複雑化する人間関係に対してストレスを感じる人が増えてきています。
特に若年層が心の病にかかることが増えています。
メンタルヘルス・マネジメントは、そんな心の病を未然に防止するための職場づくりを目指すことを大きな目的とした資格です。
- 自分自身の心のケア
- 職場の人や家族など身近な人の心のケア
について学ぶことが出来ます。
育休明けのママは後輩を持つ立場の人も多いと思います。
職場の中堅的な立場から、
- 周囲の心のケア
- 居心地の良い職場づくり
ができる存在となることで、職場からいなくてはならない存在として重宝されます。
また、育休開けは本当に忙しくて、ママのセルフケアは後回しにしがち。心身ともに疲れる時期なので、自分自身をケアする方法を学んでおくのがおすすめです。
事前に少し準備や勉強をしておくだけで、育休開けの仕事復帰がスムーズにいきます。ぜひ少しずつ始めてみてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。