この記事では、社労士を目指したいけど…
・どの教材を使うのが効率的か分からない
・講座ごとの特徴が分からない
・結局、私に合っている講座ってどれ?
とお悩みのママ向けに、難関資格である社会保険労務士の資格取得におすすめの通信講座3つをそれぞれ紹介&比較しています。
比較している3つの通信講座はこちら。
それぞれの特徴やメリット、デメリットを解説しているので、参考にしてもらえると嬉しいです。
ちなみに、筆者はママの資格取得の学習方法として「通信講座」をおすすめしています。その理由についてはこちらで解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
各通信講座の比較

まずは各講座の比較を表にしました。
ユーキャン | 資格の大原 社労士24 | スタディング | |
---|---|---|---|
おすすめ度 | |||
特徴 | 広く多くの人に分かりやすいように作られている 一般訓練給付制度の対象講座=安価に受講できる |
インプットの動画が24時間で学べる 講師の金澤先生の講義は分かりやすいとTwitterで好評 |
全てがwebで完結する 問題の解答記録が保存されるので得手不得手が把握しやすい |
価格 | 79,800円~ | 79,800円~ | 46,800円~(値下げ中) |
テキスト | あり | あり | webのみ 28,000円で紙のテキスト購入可 |
問題集 | あり | あり | webのみ |
模試などの オプション |
あり | あり | あり |
それでは次の段落からは、それぞれの講座の特徴を詳しく解説していきますね!
ユーキャンの社労士講座

ユーキャンの社労士講座は私が使用していた講座です。
詳しくはこちらの記事で解説していますので、講座の詳細についてはこちらで確認してくださいね。
実際に受講してみて、ユーキャンの大きな特徴は、
ことだと感じています。この2点について、次から解説していきますね。
広く多くの人に分かりやすいように作られている
ユーキャンと言えばCMもバンバン流れていて、日本中誰もが知っている通信講座の会社です。そんな会社が作成している講座はどんなところに重きを置いているのかと言うと、「広く多くの人に分かりやすい」ことです。
特に初めての受験をする初学者さんは、こういった広く好まれている教材を使うのが合格への近道と言えます。
ちなみに、私が今努めている社労士法人の先輩社労士2名は、私と同じくユーキャンの社労士講座を受講されていたと仰っていました。
多くの方に広く受け入れられて結果を出している講座だと思うので、
という時は、ユーキャンを選択するのがおすすめですよ。
一般訓練給付制度の対象講座=安価に受講できる
ユーキャンの講座は、雇用保険の一般訓練給付制度の対象講座です。
教育訓練給付制度とは、働く方々の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給されるものです。
つまり、ユーキャンの社労士講座は働く方の能力開発やキャリア形成を図ることが出来る優れた講座であると、厚生労働大臣が認めていると言うことができます。
また、一般訓練給付制度を利用すれば、受講料の20%の支給を受けることができます。
ユーキャンの社労士講座は79,000円なので、その20%である15,800円が補助されます。そのため、実際の負担額は63,200円となります。
以上の2点から、私は初学者にはユーキャン社労士講座を一番におすすめしています。
資格の大原 社労士24

資格の大原といえば、全国にある資格の学校として有名ですよね。通学して学ぶという印象が強いと思いますが、最近は通信講座で学ぶことも可能なんですよ。
資格の大原の社労士講座はいくつかのコースを選ぶことが出来るのですが、私がママにおすすめするのは「社労士24」というコースです。

大きな特徴としては、
です。
インプットの動画講義がたったの24時間で完結する
社労士試験と言えば、
と、試験範囲の広さが大きな悩みどころですよね。
私もそうだったのですが、インプットにとても時間がかかってしまい、いつまで経ってもインプットが終わらないことに焦りを感じること、ありませんか?そんな受験生の方、多くいるのではないかな、と思います。
それに、覚えるべき数字が多かったり、教科を横断して覚えなければならない事柄も多かったりと、社労士試験は頭の中がごちゃごちゃになりがちです。
\ここがつらいよ 社労士試験/
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資格の大原の社労士24は、そんな社労士試験のインプット動画をたったの24時間にまとめた、忙しいママにもありがたいコンパクトな講座なんですよ。
講師の解説の簡潔さと分かりやすさが魅力的である
社労士24の講師である金澤先生の講義は本当に解説が簡潔で分かりやすいんです。
私は社労士試験の情報収集や同じ受験生との交流は主にツイッターを使っていたのですが、ツイッターでは金澤先生はとてつもない人気を誇っていらっしゃいます。
短い動画ですが、見てもらえればそれがよく理解していただけると思います。
動画講座を受講して感じたのは、講師の解説との相性って結構大切で、分かりやすい講師と分かりにくい講師とでは勉強の理解度にかなりの差が出るということ。
そもそも、聞くことすら苦痛…と感じてしまったら、講義を聴くことすらできなくなってしまい学習が進まなくなりますよね。
なので、あなたが「分かりやすい!」と思える先生の講義を受けることが一番進んで勉強をやりたくなる近道だと思うんですよね。
と悩んでしまうママは、YouTubeをチェックしてみてください。社労士24の講義の動画の一部や、下に貼り付けた解説動画のようなものが、沢山無料で公開されていますよ!
試験の前には、労一の統計情報をまとめたものや試験の心構え、前日の過ごし方などの動画も公開してくださるので(もちろん無料)、社労士24を申し込まない方でも、YouTubeだけはチャンネル登録しておくと良いと思います。
社労士24は選べる2コース
社労士24は2つのコースから、あなたに合ったものを選ぶことができます。
社労士24(基本のコース)
社労士24の基本のコースは、本当に必要最低限の教材のみがセットになっています。
正直なことを言うと、これだけの教材で合格点まで持っていくのはちょっと心もとないという感じです。特に法改正や白書は自分自身で対策をするのが難しいので、最新の情報をまとめた教材が手に入る講座を申し込んだ方が安心です。
社労士24+直前対策
次に紹介するのが、社労士24+直前対策コース。社労士24の基本のコースに加えて次の教材がセットになっています。
直前対策や模擬試験までセットになっているので、こちらのコースを選択すれば試験までに他の教材を買い足す必要がないくらい。とても充実した内容になっています。
初学者のママさんだったら、+直前対策コースを受講するのをおすすめします。
スタディング

スタディングはオンラインでの学習に特化した通信講座です。一言で言うと、「イマドキ」って感じですかね。
スタディングの大きな特徴は
が挙げられます。
すべてがwebで完結するので安価に受講できる
スタディングはテキストも動画講座も全てをweb上で見ることが出来ます。テキストやDVDなどのコストがかかっていないので、その分安価に受講をすることが出来るのが一番の魅力。
一番安価に受講ができる合格コースは、
・基本講座
・スマート問題集
・セレクト過去問
・総まとめ講座(白書・統計対策、横断整理、法改正対策)
など学習に必要な教材全てがついていて46,800円と、ユーキャンや社労士24と比較しても1万円以上安くなっています。
・直前対策答練
・合格模試(選択・択一)
がプラスされた総合コースでも59,800円なので、とにかく安価にレベルの高い講座を受講したい!という方にはスタディングがおすすめです。
さらにスタディングのすごいところは、2022年度版のコースを申し込むと、2022年度版コースに加え、今後リリースされる2023年度版コースも受講できるところ。
2022年の受験に向けて今勉強をしているけど、色んな理由で諦めざるを得ないことって起こってくると思います。
例えば、次のような状況。
こんな場合でも、スタディングは継続して受講できるため、安心して受験を来年度に持ち越すことができます。
社労士試験は試験範囲も広く、毎年の法改正もとても多いため、受験の度にテキストを準備するのが一番良いのですが、それだと金銭的に厳しい…と言う方も多いと思います。
スタディングはそのあたりは心配なく受講できるようになっている点がまず1つ目のメリットです。
ただし、スタディングは製本されたテキストはオプションでの購入となります。どうしても紙のテキストが欲しい場合は、他の講座と比較して割高になってしまう場合もありますので、ご注意くださいね!
問題の解答記録をweb上に保存・解析できる
スタディングならではのメリットの2点目は、問題の解答記録が全てweb上に保存されるところ。
科目ごとの進捗や平均点などが一目でわかるようになっているのは勿論のこと、間違った問題だけ後でまとめて出題される機能もあるため、効率的に学習を進めることができます。
紙の問題集だと、自分で問題の○×を記録していかなければいけませんが、スタディングではそれが不要。かなりの効率化が図れますね。

反対に、web特化ならではのデメリットも
ここまでweb特化ならではのメリットを解説してきましたが、反対にデメリットも存在します。
それは、
という点です。
それぞれ詳しく説明していきますね。
紙のテキストが別売り・問題集はwebのみ
先述しましたが、スタディングは製本された紙のテキストは別売りです。web版はフルカラーですが、紙のテキストはモノクロ。10冊セットで価格は一括で28,600円です。

それに、問題集は基本的にweb上のみでの回答となります。
問題集もテキストも、ものによっては自分で印刷することもできるのですが、スタディングからの提供はwebデータのみとなります。これは受講費が安価になるというメリットもあるのですが、反対に「紙に書いて覚えたい」という人にはちょっと不親切と言うか、満たされないと感じる部分でもあります。
テキスト内の検索機能が使えたり、問題の正誤の記録が自動で取れたりとメリットもある半面、手を動かして覚えたい派の人には思うような学習ができず、やきもきしてしまう可能性もあります。
タブレット端末がないと学習が難しそう
これは私が率直に感じたことなのですが、普通、学習をしようと思ったときは動画を見ながらテキストも手元で開きますよね。
スタディングはテキストも基本的にweb上で開くことになるので、動画とテキストを同時に見ようと思ったら「動画を見る端末」と「テキストを見る端末」の2つが必要になってくると思います。
スタディングの広告では、「スマホ1台で勉強できる」と謳っていますが、スマホ1台では動画を見ながら同時にテキストを見るということは難しいですよね。そうなると、スマホの他にもタブレット端末やPCが必要になってきます。
元々そういった端末を持っている場合は良いんですが、持っていない場合だと、効率よく学習しようと思ったら「テキストを購入する以上のお金」が余分にかかってしまいます。
ただ、安価に難関資格の講座が受講できるという点はとてもメリットだと思いますので、web特化と言うところにデメリットを感じない方、単純にどんな感じか気になる方は、まず無料体験をやってみるのがおすすめです。

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