先日、8月22日に第53回(令和3年度)社会保険労務士試験を受験してきました。
この記事では、第53回(令和3年度)社会保険労務士試験の自己採点の結果と問題についての所感を記録しています。
今後社労士試験の受験を検討される方の参考になれば嬉しいです。
結果
【選択】
労基 4/5
労災 4/5
雇用 3/5
労一 2/5 ←基準点割れ
社一 5/5
健保 3/5
厚年 3/5
国年 3/5
計 27/40
労基、雇用、労一、社一は問題文と回答を見た瞬間
あ、無理だこれ・・・
と諦めモードに突入しかけましたが、社労士24の動画で「選択式は全科目3点死守を」と講師の方がお話されていたので、とにかく諦めずに3点!と思い直し、問題文からなんとか推測しての結果。
↓こちらの動画です↓
とにかく諦めないという気持ちを大事に粘り強く考えました。
結果、労一だけは基準点割れてしまいましたが、難易度はかなり高かったようなので大人しく基準点の引き下げを待っています。
Twitterなどでは、他の科目は高得点なのに労一だけ0点・1点という方も結構いらっしゃり、改めて社労士試験の怖さを思い知りました。
※社労士試験では科目ごとに基準点が設けられており、1科目でもその基準点に達しない場合は、例え他の科目すべて満点だったとしても不合格となってしまうんです。
【択一】
労基 7/10
労災 7/10
雇用 7/10
労社 7/10
健保 7/10
厚年 8/10
国年 8/10
計 51/70
択一式では思ったよりも点数が取れたなという印象でした。
2021年の模試は社会科目が比較的簡単で労働科目が難しかったようで、問題用紙の最初から問題を解いていた場合、年金で解答する時間が足りなくなった方が多くいらっしゃったようです。
↓ユーキャン講師の方の速報の講評↓
私はというと、得意な社会保険科目から問題を解くように決めていたこともあり、割と良い時間配分で問題を解くことが出来たかなーと感じています。
解いた順番は
健保→国年→厚年→一般常識→労基→労災→雇用
でした。
労基までは1科目30分ギリギリ、労災・雇用では25分くらいで解けたので、10分ほどは見直す時間をとることができましたが…とにかく時間が足りませんでした。
問題のページ数は68ページと過去と比較してもページ数が多かったとのこと。
眠くなる暇もなければ、時間も一切余りませんでした。
問題も発展的な内容のものが多くあり、ただ単に暗記してきただけでは解けない問題が多かったように思います。
合格ライン予想
今回の試験は難しかったこともあり、合格ラインの予想が難しかったようです。
私が見た中では、ユーキャンの合格ライン予想が一番実態に近かったと思いますので、動画を貼っておきます。
↓ユーキャン講師の方の合格ライン予想↓
全体的な所感
全体的な感想としては、問題が難しくなっている!?
というか、単なる暗記や過去問対策だけでできる問題が少なくなっていたと感じました。
覚えてきた知識をもとに、問題文をどう判断するのか。より実務的なことが問われていたと思います。
もし来年受験するとしても、今年と同じような勉強方法では受からないんじゃないのかな…でもどうやって勉強したら良いのかな…?と右も左も分からない迷宮の中にいるような感覚でいます。
試験内容がアップデートされていることは間違いないので、今後、受験生の勉強方法や試験対策もアップデートしていく必要があると感じました。
第53回(令和3年度)社会保険労務士試験の問題は社会保険労務士試験オフィシャルサイトでダウンロード可能です。